就労ビザ
就労ビザは、以下の通り、現在19種類あります。
中でも赤い☆マークがついている在留資格が主な就労ビザになります。
主な就労ビザは以下のように分類できると考えます。
● 高度人材
・ 高度専門職
・ 経営・管理(経管)
・ 技術・人文知識・国際業務(技人国)
・ 企業内転勤
・ 技能
● 高度人材以外
・ 特定技能
・ 技能実習
※高度人材は、狭義の意味で「高度専門職」を指す場合もありますが、ここでは便宜上、専門的な知識や技術力を持つ外国人材を一般的に指す用語として使用しております。
高度人材の特徴は、
● 専門的な知識や技術力を持つ専門性が高い就労系在留資格
● 単純労働は認められない
● ほとんどが「技術・人文知識・国際業務」
● 在留期間が半永久的に更新可能
● 日本国内の企業が直接雇用できる
高度人材とそれ以外の就労ビザの場合、もっとも切実なのが、単純労働が認められるかと在留期間の更新が限定的か否かというところにあると思います。
技人国の在留資格認定証明書交付申請において、申請人の外国人が日本国内で行おうとしている業務がいわゆるホワイトカラーのものではなく単純労働とみなされて許可が下りないというケースはよくあります。
また、特定技能の記事でも解説している通り、技能実習生は通常3年を超えて在留期間の更新ができませんし、特定技能1号は5年を超えて更新ができません。
このような違いを念頭にそれぞれの就労ビザについての解説記事を参考にしていただけると、理解が深まるかと思います。